スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

場面転換とストーリーの緩急 の話。

ちょっと真面目な話ね。

『走れメロス』って本があるじゃないですか。
教科書にも載ってますから皆さん御存知でしょうが、あの話が物凄く好きです。
何が素晴らしいって、あの冒頭に強く惹かれます。

『メロスは激怒した』

この一文を読むだけで、グイッと読み手をストーリーに惹き込んで来る。
いや、天才だと思いませんか?

でも、実はこの一文ってどうしても必要な文じゃないんですよね。

『メロスは不機嫌そうに市を歩いていた』だって良い訳だし、
いきなり『メロスは羊飼いで~』みたいな説明でも、全く展開に支障は生まれない。
けれど、この8文字を冒頭に持ってくる事で、ハートをキャッチしてくるわけですよ。
ツカミはオーケーなわけです、流行の言葉で。

漱石もやってますよね、この方法。
『吾輩は猫である。名前はまだ無い』なんていきなり言われたら、興味をそそられるじゃないですか。
ふっちゃけ、自分は漱石は好きじゃないんで、この話は読んでないんですが、
『話の内容はしらねーけど、冒頭の言葉は知ってるぜw』って人は自分だけでは無いんじゃないかな、と。

つまり、ただ情報を伝えるだけなら不必要なんだけど、
それ以外の面で意味がある文章って言うのが、あると思うんですね。

漫画の話ですが、鳥山明の『Drスランプ』で、ページを捲ったひとコマ目に、
拡声器を頭に乗せた豚が描いてあったりするじゃないですか。
『ペンギン村に朝が来たぞーい』とか言ってるヤツ。
あと、赤塚富士夫の漫画でも、同じようにウナギイヌが逆立ちしてたりするじゃないですか。

あれって言うのも、やはり『必要は無いけど意味がある』コマです。
あのコマがある事によって、前ページまでのシーンからの場面転換。
頭をリセットさせる効果があるわけですね。
一度、あーゆーシーンを飛ばして漫画を読んでみると、その効果の大きさに驚くと思います。

逆に、こーゆーどうでもいいコマを使わない漫画は、どうしても場面転換に頭がついて行かない。
『あ、ここで場面転換したのかな?』なんて確認しないといけないから、
ストーリーはポンポン進むのに、読み手は追いつかず。
盛り上がるべきシーンで盛り上がる事も出来ない。
ストーリーもキャラも舞台も素晴らしいのに、何故かのめりこむ事が出来ない話と言うのは、これが大きいと自分は思います。
動→動→動、だけなんですね。
動→静→動→静→動、とする事で頭が一度リセットされ、“動”のシーンでの衝撃が大きくなる訳です。
これを逆手にとって、ひたすら動→動→動、と続ければ淡々とした流れを作る事も出来ます。
シリアス→シリアス→シリアス→ギャグ、とする事でインパクトを強調する事も出来ます。

ジョーズのテーマを口ずさんでみてください。
じゃーじゃん。じゃーじゃん。じゃーじゃん。じゃーじゃん。と、タメの部分が続いて、そこから盛り上がっていくじゃないですか。
これがタメの部分が無かった場合、ただのハイテンポな曲でしかないわけですよ。
歌ってみ?
凄くよく分かるから。

余談ですが『走れメロス』の冒頭は、ヴェートーベンの運命。
いきなり、じゃじゃじゃじゃーん!!、って惹き込んで来ますよね。
ブーン系だと、ブラックジャックのヤツとか、百鬼夜行なんか凄く上手いと思いながら読んでます。
前者はまずAAからはじめる事で。
後者は古語口調の前語りを入れる事で、世界観の中に読み手さんを惹きこみますよね。

具体的な方法で言うと、自分の場合は舞台が大きく転換する場面では、1レスぎっしり地の文を詰めたレスを挟んでます。
ぶっちゃけ、その部分は特に伏線を隠してるわけでもないから、
相当マニアな人で無い限り読まなくても支障が出ないようにはしています。
が、それを入れる事で、読み手さんの無意識下に『舞台変わったな』と感じてもらいたいな、って感じです。
まぁ、これが絶対正義ってわけじゃないですけどね。
同じ舞台転換シーンのリセットでも、文猫さんはAAを使っておりました。
ただ、どこ駆けの場合はとにかく重厚感を意識しているので、地の文ぎっしりになっているだけですし。

で、ブーン系には1レス30行制限ってあるわけですが、
これっていうのは『1レス=漫画の1ページ』って考えると書きやすいと思います。
そう考えると、どこで文章を区切るか。どのコマを最新ページのひとコマ目に持ってくるかっていうのは凄く大切です。
先程の『Drスランプ』の話ですと、拡声器の豚はページのひとコマ目にいるからこそ、生きてくる。
元気玉をぶつけて倒した筈のフリーザが生きていると言うのも、
やはりページを捲った時にドーンと現れるから衝撃を感じる。
これが各ページの途中で出てきたら、やっぱり効果半減なんですよ。
ストーリーを沈み込ませるシーンが無いと、読む側は盛り上がれないんです。

高くジャンプしたいなら、グッと沈み込まなきゃいけないじゃないですか。
そうしないと、本人は高く跳んでるつもりでも、やっぱり跳べないんですよ。
速球を決めダマにするならスローボールが。カーブを生かしたいならストレートをどう使うかが大事なんです。

ストーリー展開を考える時に、盛り上がるシーンって凄く思いつくんです。
が、それを生かすために、助走をつけて沈み込むシーンを加えるって言うのは、凄く効果的だと思います。
自分の場合、書いた話を読み直してみて納得できない時は、この展開の緩急が出来ていない時が凄く多いです。
逆に緩急が上手く決まると、筆もグイグイ踊りますね。
筆が詰まった時は、一度0から書き直してみるのもいいかもしれません。
特に、静の部分を意識しながら書くと死んだテンポが生き返る時があります。

また、テンポが悪いなぁ……って時は、1レスに何でもかんでも詰めすぎていないかチェックしてみるのも効果的です。
それっていうのは、漫画で言えば細かいコマを一つのページにぎっしり詰め込んで、
しかも話をどんどん進めようとしているようなもんですから。
淡々とした場面で一気に必要性の低い情報を出してしまいたい時ならいいのですが、多用はお薦めしません。

特に、物語を大きく動かそうとしている時に、詰め込み過ぎ現象は良く起こると思います。
はっきり言って、そんなに急展開を見せ付けられても、読み手はついていけません。
マジで。
最悪、自己満足で終わっちゃいます。
まぁ、自己満足でも良いんですが、やっぱ投下するからには山場では盛り上がって欲しいじゃないですか。
一番見せつけたいシーンから逆算して、どこでタメて、どこで引き込むのか、組み替えてみると良いかもです。


まとめますと、
・ツカミのシーン。
・ストーリーの間。
・場面転換時の間。
・動と静。
・山場直前のタメ。
・1レスに詰め込む情報量の整理。

こういった、部分を意識する事で、山場が一層盛り上がり、
ストーリーに起伏が生まれるのでは無いでしょうか。
キャラだってこれと同じで、いい所ばっかりの完璧超人なんか見ていても魅力が無いじゃないですか。
そこに一つ、マイナスの特徴をつけてやる事で一気に人間らしくなると思います。

避難所 の話。

えっとですね。
アナログ放送が全部、地デジになるじゃないですか。
あれって地域によって若干のタイムラグがあるんです。
具体的に言いますと、テレビで除夜の鐘を鳴らしてるシーンを見てるとしますよね?
でも、私が見ているシーンと、貴方が見ているシーンではほんの僅かな時間差が生じるらしいんですよ。
そう考えると、不備があるんじゃないかと言わざるを得ない、今回の地デジ化。
なんで、早急に進めているか知ってますか?
それは古代ムー大陸に今も住んでいる真っ黒人間がですね……。


はい、そんなわけで避難所にて投下してまいりました。
最初、制作速報にて投下するつもりが出来なくて、
急遽シベリア図書館にてスレ立て代理依頼をするなどバタバタしたのですが、
なんとか無事に投下終了。
ふぅ。

で、感想なのですが……やっぱりVIPがいいなぁwww
だってさ、『死ね』って言葉がNGワードなんだぜ!?
いや、俺の妄想じゃなくて!!
どう考えても作品内容上、致命傷じゃないですか!!
最初、どの単語がNGかわからなくて、本気で投下断念も考えましたよ。

あとは、投下間隔制限も無いから、ひたすら投下出来ちゃうのね。
やっぱ、作業になるのはよくないなぁ、と。
コピー→ペースト→書き込み→コピー→ペースト……

なんだこりゃ!!!!!!!!!!!!

何故か頭の中にヴァルキリーコンプレックスと言う言葉が浮かびました。
知らない人はググって下さい。

そんなわけで、次こそはVIPで投下したいなぁ。
なんで俺は規制解けないんだ?
いじめか?
嫌がらせか?
プレイか?
それとも、あの事を未だに根に持ってるのか?
廃屋の件は悪かったと思ってるけど、子供の頃の話を今言われても困ります。

一応、投下後にコメントさせてもらったのですが、
したらばちゃんに書き込めない方もいらっしゃるそうです。
そんな方はこちらに質問などありましたらコメント下さい。

それでは、サイダーの中に入っている小さな人達と戦わなくてはいけないので、この辺で。

3月4日・19:00 の話。

えっとですね。
まずは一言。

真剣に心配するのは止めて下さいwwwwwwwwwwwwww

もうね、単に吉野家で『そろそろ投下しようかな』なんて考えながら飯食って
ブックオフで立ち読みしてたらいつの間にやら夜になっていたって言うのを
ちょっと大袈裟に言っただけですからwwwww

病んでおりませんwwwwwwwww

そりゃね、赤シャツおじさんが眼球から水分を絞り出す機械をくれた事とか、
夜な夜なコンセントの穴から小人が出てきて合唱を始める事は事実ですよ!?
えぇ、ワーグナーです。
ワルキューレの騎行ですよ。
地獄の黙示録でお馴染みの、ばんばらばばばーらー、ばんばらばばーらー、ってあれです。

は?

聞かないで下さい!!
そんなの誰もが分かっていて当たり前の事じゃないですか!!
小人が暴れるから目覚まし時計がセットしておいた筈なのに鳴らないんです!!


でも、そんな事を言ったら命の危険性があるじゃないですか?
裏宇宙の侵略は既に始まっているんですよ?

思い出してください。
ダイドーの自動販売機は元々人間だったんです。
裏宇宙光線で機械に変えられてしまいましたが、その証拠に100円玉入れると話しかけてくるじゃないですか。
あれは「イラッシャイマセ」と言っている様に聞こえますが、
本当は裏宇宙語で「苦しい。助けて」と言っているんです。
どうして気付いてあげられないんですか?

蹴ってください。
渾身の力で蹴ってあげてください!!
それが可哀相な人達を助ける事に繋がるんです。
もしくは、ロングハンマーで一撃してやって下さい。

ロングハンマーとか言わないで下さい!!
数年前の卒業生が残した卒業制作のトーテムポールとか、関係ないじゃないですか!!
メリメリ音を立てて倒れてくるトーテムポールを呆然と見つめている森田さんとか、何でそう言う事いうんですか!?
何で森田さんは逃げないんですか!!
何で松葉杖なんですか!!
嫌がらせですか!!
わざわざ見せ付けて楽しいですか!!
確かにあのハンマーはおばあちゃんの家の納屋にありましたが、
楽しそうに振るっていたのは双子の出口兄弟だったじゃないですか!!
あれは森田さんがのぼり棒から落ちただけって事で丸く収まったじゃないですか!!

裏太陽の光で洗脳されている人が多いようですが、覚えている人も沢山いるはずです。
本当のみのもんたは白いハマーのジャージだったし、
タモリはコージー富田の物真似する人だったじゃないですか!!
西武池袋線が黄色いのは、黄熱病で倒れた野口英世を偲んでの事ですが、それすら覚えていないのですか!?

地球人類の8割は既に記憶を書き換えられています。
今、我々が見ている世界は幻覚なんです!!
本当の俺は今頃、某大学病院で優秀な外科医の筈ですし、
皆さんが一流企業の営業として合コン三昧の日々を過ごしていないのも、
ここが嘘の世界だからです!!

オニヤンマが樹液を舐めないのも、雲が白いのも、
あの日掲示板に貼り出された中に貴方の受験番号が載っていなかったのも、
俺が中学時代ドロップアウトしたのも、
某絵師さんがもうすぐ(ピー)歳なのも、
買ってから1ヶ月もたっていないのにiphoneが行方不明なのも、
いつまで経ってもPCの規制が解けないのも、
全部、嘘の世界だからです!!

誰!?
俺の紅茶に煙草の吸殻放り込んだの誰!?

俺は大丈夫です!!

さて。
楽しいけど、あまりやりすぎると冗談じゃすまなくなる気がするので、悪ふざけはこの辺にしておきまして。

473 名前: ◆COOK./Fzzo [sage] 投稿日:2010/03/03(水) 23:43:46 発信元:61.201.194.245
>>472
では、お言葉に甘えて。

( ^ω^)がどこまでも駆けるようです

制作速報にて投下いたします。
予定は3月4日・19:00前後で。
無理そうでしたら、またここに一言残させていただきますです。

お暇でしたら雑談がてら遊びに来てやってください。


投下予告させていただきました。
仕事で家を離れているため、ネカフェ投下になります。
公開プロキシ規制とかで無理な可能性もあるのですが……。
そん時はシベリアで一言残させていただきますです。

それでは、19時間後。
会えたら会いましょう。

ち*゚∀゚)ーノシ



八頭身のビーバーの話はまたいずれ。

制作速報 の話。

今朝、俺がちょっとお洒落なカフェでバニラアイスにエスプレッソをかけただけの簡単な食事を取っていた時の事。
日本経済新聞の社会面に掲載されているコボちゃんが急に話しかけてきました。

コ ゚∀゚ボ『なぁ。お前、どこ駆け何時まで投下しないつもりなの?』

いや、でも……規制だし。
どうも、PC規制解けそうな気配もないし……。

コ ゚∀゚ボ『でも、お前プロバイダ変えようかなって言ってたじゃん。
     それに、その気になれば避難所でも投下できるだろ?』

……。

コ ゚∀゚ボ『お前は、そーゆーところが駄目なんだよ。なかなか筆が進まないから逃げたんだ。
     だから、TTRPGのリプレイをブーン系でやってみようとか考えて自作のルールを考えたり、
     どこ駆けのノベルゲーム制作なんかに手を出したり、
     twitterで珍文奇文を連投したりするんだよ!!』

違う!!
俺は逃げたんじゃない!!

コ ゚∀゚ボ『弱虫』

え?

コ ゚∀゚ボ『よーわむし!! よーわむし!! よーわむし!!』

私は日本経済新聞をビリビリに破り捨てました。
一見すると、私は新聞など読んでおらず、破り捨てたのはテーブルに置かれていた伝票だった気もするのですが、
あそこまで伝票だと新聞としか考えられません。

みんなが私を貶めようとしている。
それに気付いたのは、その時です。
きっと嫉妬しているんです。
私が縁日で500円玉を背負ったみどりガメを掬い上げたりしたから!!

すると、破り捨てた新聞クズがオーケストラの衣装に身を包んだ、小さなコボちゃんになりました。
曲目は『お前は弱虫の狂想曲』
タクトを振るのは植田まさし。
何時の間にかお洒落なカフェは、吉野家に。
アイスとコーヒーは牛丼と卵に変わっています。

これではいけない。
他のお客様に迷惑が掛かってしまう。
私は足元のコボちゃんを店から追い出そうと、コーヒーシュガーに似せかけた紅生姜をぶつけてやりました。

そこへ、海パンと水中眼鏡だけの姿の店員がミズスマシに乗って近づいてきました。
店員が口を開くより早く、私は昨日新しく発行されたと思しき5ドル玉をテーブルに叩きつけ、
店を逃げ出していました。
空にはドクロの影を浮かび上がらせた暗黒太陽が輝いています。
街を歩く人々は口々にサンバでアミーゴのテーマに乗せて私を罵ってきます。

私は駆け出していました。
ブックオフに駆け込み、美味しんぼをあるだけ立ち読みし、
『飯食って鬱病が治るんなら、誰も苦労しないんだよ!!』と店員を説教しました。
このような本を堂々と売るとは……プロとしての意地や矜持を疑います。
ブックオフを出ると、地球は暗黒太陽に征服され、夜になっていました。

そして私は光の戦士の生まれ変わりとして、2月いっぱいで閉店したローソンの親父を引き連れ、
長く苦しい旅に出たのです。

ここまで言えば、分かるでしょう。

第32章 給士 南へ
1830行
98kb

第32,5章 暇人 北東で
420行
22kb


ミッションコンプリート

第33章
300行
14kb

進行中


一時は37章まで書き溜めていた物の、納得行かなかったため5000行ほど全削除。
そんな時もありましたが、もう規制解除はいつになるか分からないし、
それまでは制作速報で投下しようかな、と。
投下予定日などはシベリアで予告させてもらおうかな、なんて思っていますが、
のんびり気楽に投下しようかな、なんて考えてます。

お暇でしたら雑談気分で遊びに来てやってください。
また、暗黒大魔神皇帝を封印できる聖剣ファルティーニをお持ちの方は、
是非不死鳥の涙と交換してください。

それでは。
そろそろ薬の時間ですのでこの辺で。

まっすぐな道でさみしい 話。

久々に山頭火の句集をめくる。
粋とか雅とか全く分からない俺だけど、この人の言葉は何て言うか……脳髄にゾクゾクと来る。
いや、同時代の俳人である石川啄木や尾崎放哉も素晴らしいけど、
山頭火の言葉は特にリアルに感じ取れるのだ。

『咳をしてもひとり』という悲しい句を読んだのは尾崎放哉ですが、彼の言葉が望まずして辿り着いた印象を受けるのに比べ、
山頭火は自身の境遇を望み、楽しんでいた印象がある。
放哉のオマージュである『からす泣いて 私もひとり』にしてもタイトルの『まっすぐな道でさみしい』にしても、だ。

啄木は『非凡なる人のごとくにふるまへる 後のさびしさは 何にかたぐへむ(初出は 非凡なる人のごとくにふるまへる 昨日の我を 笑ふ悲しみ)』なんて詠ってますが……
どうにも背中に哀愁を漂わせている感が苦手です。
イメージ的には放哉があばら家、山頭火が自然なんですが、どうにも啄木って港のBarみたいなのがあるっていうか。
何気取ってんだこの野郎!!
お前だって人目につかないところじゃ、暇だからなんとなくちんこの皮引っぱって遊んでたらムラムラ来てそのままなし崩し的に手淫……みたいな生活してんだろ!?
いや、そうに違いない!!

……なんて思ってしまう。
お前は過去の自分をちょっと笑ってるかもしれないけど、俺はそんなお前を見て笑ってるぞ。
お前はそれに気付いてるか? みたいな。

例えば、雑踏の中を尿意を我慢して歩いている。
そんな時、ふっと『このまま漏らしたら気持ち良いだろうなぁ』なんて思ってしまう事がある。
でも、ちょっと考えれば分かることだけど、気持ち良いわけが無いのだ。
ジーンズの内股を伝う生暖かい液体は冬の外気に晒されて、あっという間に冷たくなる。
デニムが足に纏わりつき、両の足を伝い流れた尿は靴下は勿論、靴の中まで浸食していくだろう。
肉体的には最悪の環境である。
が、精神的には最高では無いか……なんて疑問が頭から離れようとしない。
そんな事、ないでしょうか?

俺の毎日なんて、常にそんなもんだ。
エスカレーターを見れば逆走したくなり、猛犬注意の張り紙を見れば生肉を放り投げたくなる。
酔った勢いで深夜の小学校の校庭でキャンプファイヤーat全裸なんて、何度実行しようと考えた事だろう。
それを為さないのは単に俺が社会に縛られているからに他ならず。
奇行を実行しなかった安堵と後悔の繰り返しだ。

平凡を求めながらも、心のどこかで非凡を望んでしまう矛盾。
ありきたりの幸せを欲しながらも、放浪の日々に憧れてしまう二律相反。
その人間臭さこそが山頭火の魅力では無いだろうかと思う。

まっすぐな道でさみしい。
この言葉を初めて目にした時、俺は真正面に夕焼けを臨む川原の道を連想した。
右手には田圃。
左手に土手。
フェンスなんて無粋な物は無く、子供達の声も聞こえない。
そして振り返ると、足元から長く伸びた自分の影だけがある。
そんな光景を想像した。

自分の望む生き方をまっすぐに追い求めて、ただそれだけだった寂しさと滑稽さ。
この短い言葉の中には、そんな感情を感じてしまうのです。

まっすぐな道でさみしい―種田山頭火外伝 (1) (モーニングKC (896))まっすぐな道でさみしい―種田山頭火外伝 (1) (モーニングKC (896))
(2003/07/23)
いわしげ 孝

商品詳細を見る


俺が山頭火に嵌ったきっかけの漫画。
興味がある方は是非。
カテゴリ
プロフィール

cook0525

Author:cook0525
さっき耳を動かして遊んでいたら、
なんかみんな耳なんか動かせないとか言い出して
うん分かった明日から無人島でくらすよ。

最新コメント
最新記事
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
FC2カウンター
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。